胃腸が弱くネガティブ思考だった SJさん)
  • 20153月修了

      

 

 

「気」を病気へ持っていかないように

 

私は、母曰く、丈夫で風邪も滅多にひかなく、朝から晩まで外遊びをするような

元気な子供でしたが、学生時代から虚弱体質となりました。

風邪をひくと長引く、少しのストレスで胃腸を壊す、ネガティブ思考。

さらに自分の子どもも虚弱体質で、看病疲れで自分がダウンすることも多々ありま
す。

何かしなければと、本やテレビの情報番組で伝えられる、体に良いと言われる食べ物
を買って

食することばかりをやっていました。

先生の教えてくれるご飯がメインからは程遠く、おかず食べの生活です。

恭子注:今の世の中の常識?は、お米を食べないでおかず食べ、を推奨していますが、これが間違いなのです

まったく体に変化を感じられず、どうしたらいいのか、というときに出会ったのが

マクロビオティックです。

 

 まず、玄米が体のお掃除やさんだということに気づきました。

出産後、何年間も悩まされた便秘が変化したのです。

毎日2回大きい便りがありました。

さらに玄米クリームを食した翌日は、もっとお便りが頻繁になります。

恭子注:論より証拠、食事を正しく変えれば、大きい便りがバナナのようなのが出るのです。

健康の三大条件「気・血・動」の「血」である食事を変えることで、すぐに反応が出
ました。

先生のおかずレシピは、野菜を煮込んだ甘味だけですが、とても美味しくて

砂糖を使わずに料理をしている自分が、料理名人になったのではと思ってしまうぐら
いです。

身体に変化が表れてくれるので、料理が楽しく感じ、調理器具、特に包丁には

とても気を使うようになり、今まで全くなかった道具に対しても感謝の気持ちを持つ
ようになりました。
恭子注:お料理上手は包丁を大事にすることから…

また以前は、調理していても、早く作り終わることばかり考えていましたが、

今は「美味しくできてね!」とつぶやいているときもあります。

もちろん、いつも必ず手作りできているわけではありません。

家族には、買ったもので済ませて、自分は玄米ご飯とお味噌汁を頂くこともありま
す。
恭子注:そうです、自分だけ仕合わせに…
まずは、自分が健康にならないと、家族には伝わりません。
自分だけ玄米とみそ汁と言う健康食でいいのです。


 

「気・血・動」の「動」ですが、散歩をすることもなく家事をやる程度で、まったく
動いていません。

食事を変えるだけでは、身体が元気にならないことは分かっているので、

これは、自分で何か決めて体を動かさないといけないなと反省しています。

 

私の中で一番難しいのが「気」です。

何かやろうと思っても、考え過ぎて、できないことばかりを羅列し

結局何も始まらない・・・というのがいつものパターンです。

ネガティブな考えばかりで、イライラしがちな毎日。

人づきあいが苦手。

先生の「やれることは精一杯、できないことはごめんなさい」 

   「人を見るなよ、人は人なり我は我なり、人を糧とせよ」

   「感謝すること」

   「全部が良、全部が悪ではなく、6対4でいい」

たくさんのお言葉を頂きました。

まだまだ、ネガティブ思考で押しつぶされて体調を崩すこともありますが、

ずいぶんと前向きな気持ちで過ごせるようになりました。

「気」を病気へ向けないように、少しずつ変化しています。
恭子注:いえいえ、とっても明るく、元気に、ポジティブ思考になりましたよ。

 

【教室に通う前の食事】

朝:ごはんかパン 目玉焼き ウィンナー 納豆 ヨーグルト(果物を入れたり蜂蜜
入れたり)サラダ

食後にコーヒー

昼:食パンに蜂蜜黄粉か麺類など

食後にコーヒー クッキーなどお菓子

夜:ごはん お肉や魚料理 煮物 青菜のお浸しなど

  ビールなどお酒

 

【教室に通うようになってから】

朝:梅生番茶

昼:雑穀入り玄米ご飯(美味しいので3杯食べてしまいます) 納豆 味噌汁かけん
ちん汁 昨夜に残ったおかず(多めに作るので)

  たんぽぽコーヒー 

夜:雑穀入り玄米ご飯 味噌汁かけんちん汁 先生の本から(ひじきレンコン 小豆
かぼちゃ

  レンコンハンバーグ 青菜の胡麻和え かぼちゃコロッケ 五目豆 きんぴらご
ぼう 

煮しめ ロールキャベツ) 

  焼き魚や餃子、ハンバーグ、お刺身、お寿司などお肉や魚料理は週末中心

  ビールなどお酒

おやつ:雑穀パン リンゴとさつまいもを煮たもの あられ レーズンやクルミなど

車麩(あられが食べたいと先生に言ったら、代わりに車麩などお麩を食べたらいいと
教えてもらいました)
恭子注:今のあられは、砂糖入りがほとんどなので、車麩をおすすめしました。

外食をしたり、頂き物の洋菓子を食べたときは、後から玄米クリームや玄米がゆ、小
豆かぼちゃを頂きます。
恭子注:良い排毒方法です。
いけないものを食べちゃったときは、排毒すればいいのです。
とても精神的にもいい方法です。

身体を掃除したいと感じた時も玄米クリームや小豆かぼちゃを食べます。

寒い時期ということもありますが、生野菜や果物、冷奴など冷たいものを食べなくな
りました。

 

 お料理は、立ち方から始まり、包丁の持ち方、姿勢、道具を大切にする心などを教
えていただき、

気が引き締まりました。そして、料理を丁寧に作ろうと思えるのです。

自宅で作っていても、先生の声が頭の中に響きます。

 

12回の講座で、心に一番響いたのが「天与の分限」です。

私には、「天から与えられた器」があるということ。

器以上の食事をすれば病気になるし、器以上の仕事をすれば体を壊します。

自分の器は、他人の器とは違うのです。

自分ができることをやり、できないことは、ごめんなさいをして、精一杯毎日を過ご
ということを

忘れないようにこれからも過ごしていきたいです。

そして、相談できる先生がいらっしゃることが、本当に心強く、私の支えになってい
ます。

 

半年間、ありがとうございました。

 

 



 恭子から一言

 

この方は、胃腸が弱く、まさに、昔の私のように虚弱体質でした。

身体が弱いと、心も弱くなります。

でも健康になってくると、昔は、1カ月、1週間悩んでいたのが、5日になり、3日になり、1日になってきます。

残念ながら、生きていれば悩みは無くなりません。
「岡田恭子のらくらくマクロビオティック教室」4ページの巻頭言より

でも、昔は1カ月悩んで身体に出ていたのが、健康になれば、数日の悩みに変わってくるのです。

永年のすぐ下痢をしてしまう胃腸の弱い体質から、この方は、すぐに開放されました。

おめでとうございます!